年運で巡ってくる天中殺は
誰でも持っている天中殺で、
12年に一度2年間、12カ月に2か月間、
12日に2日間、24時間に4時間、
120年に20年巡ってきます。
天中殺は「戌亥天中殺」「申酉天中殺」
「午未天中殺」「辰巳天中殺」
「寅卯天中殺」「子丑天中殺」
の六種類があります。
ご自分の天中殺を知らない方はこちらで調べられますよ。
各天中殺にはそれぞれ特徴がありますが、
それについてはまた後日書きます。
今回は天中殺に入ると一般的にどんなことが起こるのか、
どう過ごしていけばいいのかを書いてみたいと思います。
天中殺に入ると
空間のない中で時間だけがあるという
不安定な時期になるので
一般的には運気が弱くなります。
この時期の過ごし方が、次の天中殺に入るまでの
10年間に大きな影響を与えます。
天中殺中の生き方によって、
天中殺後にいろいろな問題が出てきます。
2年間は長い！！と感じられるかもしれませんが、
この時期は日常生活を整え
静かにこれまでの生活を振り返り
精神的な向上を図りながら、
将来への生活設計を練る時間と考えてみましょう。
私たちは毎日をせわしなく過ごしています。
それは家族のためだったり、会社のためだったり、
自分のことは考える余裕もなく必死に過ごしています。
今の生活を見直す、体や心を休ませる、
本を読み精神の成長を図る、将来のことを考える、
そんな時間は必要です。
しかし、私たちは何かきっかけがなければ、
そんな時間を作ろうとはなかなかしません。
そのきっかけをくれる天中殺だと考えてみると
あまり怖いと思わずに済むのではないでしょうか？
そうは言ってもこの期間は
何となく不安になって、
何か行動しなければいけないような
焦りを感じたりします。
私は昨年9月にコロナに罹患し、
その後なかなか体調が戻らず
10月に3年勤務していた会社を退職しました。
半年くらいはゆっくり療養するように
主治医や周囲から言われ、
自分でもそう思っていました。
しかし11月の下旬、
「このままでは私はダメになる」と
急に思い始め、友人の紹介もあり、
12月には再就職をしてしまったのです。
その結果1月末には体調は悪化し、
結局その会社も退職してしまいました。
私は子丑天中殺。
月の天中殺は12月、1月。
月の天中殺は始まる2週間前から
その兆候が出始める人もいます。
まさしく私です。
ちょっと前までは考えてもいなかった行動を起こしたり、
うっかり誰かの誘いに乗ってしまったり・・・
これが、天中殺の罠
この時期は物事を的確に判断しにくく、
動けば動くほど沼にはまり、
後で問題になってきます。
天中殺の時期は新しいことを始めないことです。
しかしこの時期に限って、
引っ越し、リフォーム、結婚、
投資などをしたくなるのです。
この時期はそうした方がいいように
見えてしまいます。
天中殺が明けると、あら不思議。
「なんでこんな人と結婚しちゃったの？」
「なんでこんなところに引っ越しちゃったの？」
と現実が見えてきます。
また「天中殺中は秘密が公になる。」
ということも起こります。
「辰巳天中殺」の水原一平さんも
まさしく今年の2月4日から
天中殺期間に入っていらっしゃいます。
秘密が公になってしまいました。
天中殺期間は自分から動かなければ
ほとんど何も起こらないのです。
動きたくなる自分、焦りを感じる自分に
新しいことは起こさないんだと
言い聞かせましょう。
心を落ち着けて、先祖供養をしたり、
勉強、趣味などに打ち込んで
精神面を成長させることに力を注げばよいのです。
そうすれば人間的にも深みが増して、
天中殺後の10年間には人生そのものが
変わってくるそうです。
こうやって見てみると
天中殺は悪いことが起きる
ということではないことがわかります。
自分を落ち着いて見つめ直し、
さらに人間性を高め、
次の10年をよりよいものにするための
充電期間と考えればいいのかもしれません。
今回は天中殺期間の一般的に
起こることについて書きました。
今年から辰巳天中殺です。
「辰巳天中殺」の方
参考になれば幸いです。
自分の星を活かして
もっと素敵に輝こう✨
2024年4月22日生まれ
